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千葉の雲海スポット(鹿野山九十九谷展望公園)を撮影に行き、想像以上の霧に包まれてきた

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千葉県で雲海が見れるってご存知ですか?

君津市にある鹿野山展望公園では、条件さえ合えば1年を通して雲海が発生します。特に秋〜冬にかけては雲海の発生条件が揃う確率が上がるため、狙いやすい季節。

この公園からは、高宕山など上総丘陵が幾重にも連なる山並みの風景を眼下に一望することができます。これら山谷の織り成す景観を総称して九十九谷呼ばれており、夜明け前から日の出直後と日の入り前の情景は墨絵の世界にも例えられています。

紅葉の時期に見られる緑と紅のコントラストや冬季の雨上がりの早朝、霧の中に浮かび上がる幽玄な景観など、四季折々の表情を楽しむことが出来ます。 この景観は君津市の次世代に伝えたい20世紀遺産及び、千葉県の眺望百景にも登録されています。
鹿野山九十九谷展望公園

一度は見てみたいですよね。
とは言ってもそんなに頻繁に行けるような距離でもないので、できるだけ確率の高い日を狙っていました。

今回、大きなチャンスが到来したので行ってきましたよ!

この日のカメラ

早朝の雲海撮影ということで、かなりの湿気や水滴が想定されます。防塵防滴のX-H1とXF16-55であれば安心です。

望遠側はX-E3とXC55-230。この組み合わせならコンパクトで手振れ補正も効くので、サブにもぴったり。

目次

プロローグ

前日の仕事帰り。日中降っていた雨も上がり、気温の上昇とともに霧が発生していい雰囲気。

雲海の発生しやすい条件は、

  • 前日の雨(湿気)
  • 風がない
  • 気温の上

ということで天気予報を見てみると、理想に近い条件のような気がする。

日の出の時刻も晴れマークだし、乗るしかないですよね。このビッグウェーブに。

早起きして鹿野山に向かう

目覚ましを4時にセットして、なんとか起床。

目的地まで1時間半くらいを見込んでいたので時間としてはギリギリですが、まあなんとかなるでしょう。

まだ真っ暗。車についた水滴や霧、湿気が絶景を期待させてくれる。

快調に車を走らせ、恒例の市原サービスエリアでお茶を買いつつ休憩。

この写真のあと10分くらいケータイ見ながらのんびりしてましたが、日の出の時刻は6時5分。間に合わないじゃんね。何という無計画。

明るくなってきた

君津インターを降りて少し走っていると、少しずつ外も明るくなってきた。

予想通り、かなり濃い霧に包まれている。この時点で自信は確信に変わった。勝てる…!

山の上から見下ろす霧に包まれた街。そして幾重にも重なる山肌を照らす黄金色の太陽。

千葉に生まれて良かった。

九十九谷公園に着いた

日の出の時間にはギリギリ間に合った。急いで車を停めてカメラの準備をする。

事前にカメラアマで調べた情報によると、街を見下ろすような位置に柵があってその辺りから撮影できるみたい。

確かに、三脚立ててる人が見える。

急いで向かう。

鹿野山 霧

ん?

白いんですけど。眼下っていうか何もかもが白いんですけど。

でも自分普段早起きしないんで、きっと太陽が出たらぱあっと一気に霧が晴れて、ドラマチックな景色が広がるのかと思ってた。信じてた。

そんなこんなでカメラの準備をしていると隣のおじさまが一言。
「あに?この霧ん中カメラ出すのか?無理に決まってっぺーよー!」

心で泣いた。

雲海ではなく、霧を楽しむことにする

すみません、ここからが本編です。

せっかく早起きしたので、霧に包まれた公園をふらふらと撮ってきました。

完全にシルエットの世界。でもこれも楽しいよ?

鹿野山 九十九谷 雲海

幻想的な感じ。秋っぽさはないけど。

イメージはこの本の風景。映画の宮崎あおいかわいい。

鹿野山 九十九谷

だいぶ明るくなった。撮影場所の雰囲気はこんな感じ。

もう一組、絶景を信じてやまない方がいた。応援してます。

鹿野山

展望公園から少し脇に入ると森っぽい風景も楽しめます。

いい感じの木が撮れて満足したので、もう帰ろう。

鹿野山九十九谷展望公園について

鹿野山 九十九谷展望公園

撮影場所についても書いておきます。

鹿野山山頂東方から望む房総丘陵の山々が幾重にも連なりあい、一大パノラマを見るようです。
秋から冬にかけては、雲海も見られ、朝夕には水墨画のようなたたずまいを見せます。

トイレもあります。

アクセス

住所:君津市鹿野山東天峪119-1

館山道君津インターを降りて、30分くらい。駐車場もあり。

途中山道を通るので、安全運転で。

下山

下山途中のひらけた場所から、少しだけ山が見える。そうなんですよ。向こうに山がいっぱい見えるはずだったんです。

帰りの高速道路に向かう途中、田んぼの景色が綺麗だった。

コンビニで肉まん買った。早起きして食べる肉まん最高だと思う。

美味しそうな湯気は撮れなかった。水蒸気の類はしばらく結構です。

まとめ

なかなか見れない風景だからこそ挑戦したくなるので、みんな霧に包まれにきたらいいと思います。

名物(?)の鹿野山コーラというものもあるそうなので、興味ある方は検索してみてください。いろんな意味でまずそうなので、リンクは貼りません!

X-H1 XF16-55

あと、霧に包まれたX-H1最高にかっこよかった。

見ての通りな状況なので、カメラの湿気対策はしっかりとおこなってください。

エピローグ

帰宅途中で晴れました。

1年以上経っちゃいましたが、2度目の訪問で雲海を見れました

鹿野山 九十九谷 雲海

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