子供が夏休みの日記に書く事ないというので、以前から気になっていた体験型の博物館「房総のむら」に行ってきました。
江戸の街並みや、色々と懐かしいモノづくりの体験ができるという事で、写真好きとしては一度遊びに行ってみたかった場所です。
ちょうど訪れた日には「むらの縁日・夕涼み」というイベントが開催されていて、射的や金魚すくいなど子供も喜ぶ出し物も楽しむことができました。
房総のむらについて
「房総のむら」は、房総の伝統的な生活様式や技術を来館者が直接体験するとともに、県内各地から出土した考古遺物や、武家・商家・農家などの展示を通して歴史を学んでいただくことを目的とする博物館です。
みる・きく・かぐ・あじわう・ふれるの五感を通して、房総地方に古くから伝わる文化への理解を深めることができます。また、「春のまつり」をはじめとした、四季折々のまつりや演武、民俗芸能の上演、企画展など数多くの催しを実施しています。
房総のむら|施設案内
敷地内は、大きく2つのエリアに分けれています。
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- 資料館や文化財建造物・古墳などからなる「歴史と自然を学ぶ風土記エリア(無料)」
- 江戸の街並みを再現した「ふるさとの技体験エリア(有料)」
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「ふるさとの技体験エリア」は入場料がかかりますが、他のテーマパーク等に比べると破格の安さですし何より楽しいので、ぜひ入場をお勧めします。
料金
「ふるさとの技体験エリア」は入場料は以下の通り。安いですよね。
大人 | 300円 |
---|---|
高校生・大学生 | 150円 |
中学生以下 65歳以上 |
無料 |
各種体験やイベントについては別途材料費等かかるものがあります。
(それも、200円〜500円程度と安めの料金が嬉しい。)
営業時間
9:00~16:30
月曜日(休日の場合は開館し、翌日休館)、年末年始などが休館となります。
アクセス
住所:千葉県印旛郡栄町龍角寺1028
電話:0476-95-3333
車
東関東自動車道成田ICを降りて30分程度。
距離はそれほどありませんが、大型のショッピングセンターなどがあり混雑する道路です。ご注意を。
無料の駐車場が300台あります。私が遊びに行った日は夏休みかつイベント開催日でしたが、駐車場待ち等なくスムーズに入ることができました。
電車・バス
成田駅(JR成田線/京成)または安食駅(JR成田線)からバスが出ています。(20分〜30分かかるそうです)
公式のサイトに、バスの停留所や時刻表など詳細に記載がありました。
[sanko href=”http://www2.chiba-muse.or.jp/www/MURA/contents/1519754757602/index.html” title=”交通アクセス” site=”房総のむら” target=”_blank”]
施設内の雰囲気(ふるさとの技体験エリア)
この日は、縁日の開催されていた「ふるさとの技体験エリア」を中心に過ごしました。
奥の方に水車小屋などもあるそうで個人的には見てみたかったのですが、子供が縁日に吸い寄せられてしまったため次回のお楽しみに。
そのためエリア内の一部になりますが、お祭りの様子とあわせてご紹介します。
商家の町並み
あ、エリアに入る前。施設の一等地にコスプレの館がありますw
忍者や侍、新撰組なんかになれるそうなので、こちらでレンタルしてから江戸の町並みに繰り出すのもきっと楽しいですよ。(仲間内でやりたいこれ)
[sanko href=”http://www.town.sakae.chiba.jp/index.php?code=3729″ title=”コスプレの館” site=”栄町国際観光拠点” target=”_blank”]
***
気を取り直して、商家の町並み。
これが房総のむらで一番みなさんにイメージされる場所じゃないかと。
それぞれお店の中や体験もいい雰囲気なのですが、お客さんや店員さんが写ってしまうので外観のみです。
園内あちこちに配された風鈴も夏らしさを盛り上げてくれます。
縁日の出し物としては、射的(200円)・あんず飴(100円)・金魚すくい(200円)などを楽しみました。子供が。
急に河童が歩いてきたので撮りました。ブレました。
急に天狗が歩いてきたので撮りました。小さくてわかりません。
船にも乗れるそうですが、行ったのが午後だったので受付は終了していました。
町並みだけでなく、芝生や樹木なんかも整えられて炎天下でも意外と涼しく過ごしやすかったのが印象的。
武家屋敷
中級武士の武居家を再現しているそうです。
庭には井戸や畑など。縁側に座った息子がこの日のベストショットです。(載せれないけど)
玄関の朝顔。いいね。
台所。釜。
神棚があって日本刀が飾ってあったり。
この場所は落ち着いて、撮影目的で改めて遊びにきたいと思っています。(小学生には楽しさが伝わらなかったらしい)
農家
上総、下総、安房地方の農家を再現しているそう。お庭で茹でた枝豆売ってたので頂きましたが、粒が大きくて美味しゅうございました。
アリジゴク、久しぶりに見た。
土間とか蔵とか離れとか、家の中もゆっくり見たかったけど子供が限界だったので離脱。
「ばーちゃん家じゃん」って言われたのが今日のハイライトです。まあ、似てますね。。
おまつり広場(茶店)
農村歌舞伎舞なんかもある広場ですが、息子の興味が完全にかき氷でした。
通り抜ける風が気持ちいいし、ちょっと薄暗いのも快適で昼寝できそう。
ラムネのデザインは・・・主張が過ぎる。。
この日は縁日イベントのため閉館時間が延長されていましたが、金魚すくいでもらってきた子が心配なのでここで帰ることにしました。
感想
この日は縁日の出し物があったので子供も楽しんでくれましたが、建物や町並みなんかちょっと大人むけかもしれません。
と言っても「べっこう飴」や「ろうそく造り」など子供でも楽しめそうな体験は多数あるので、ファミリーでの訪問先としてもお勧めできる博物館です。入場料から体験、軽食など全体的に料金が安めなので、気軽に遊びに行けるし親としても助かります。
縁日イベントは終了しましたが、ホームページを見ていると「月見会」が予定されているようです。スケジュールをチェックして、ぜひ遊びに行ってみてください。
使用したカメラ(RICOH GR3)
この日の写真は全てGR3で撮っています。
家族でふらっと遊びに行く時、このサイズ感が本当に助かります。